「気にしないでいいですよ、では」


と言って結夏を追いかけた。


廊下の角をすぐ曲がったところに結夏はいた。


でも、あたしは近づけなかった。


そこには結夏と関口と…


…相澤龍貴。


相澤龍貴はあたしの初恋の人。


関口の親友だ。


高校に入ってクラスが同じになって少しの間連絡を取ってた。