起きるともう昼過ぎ。
二日酔いと喉がカピカピ。
ふと横を見ると恵介はずっとあたしを
見てた。
「起きてたの?おはよお〜」
寝起きガラガラの声で話かける。
すると恵介が
「ずっと起きて葵のこと見てた。可愛いね」
え。??
ずっと寝顔見られてたってこと?!
最悪。まじ最悪。
でもなんだか素の自分を受け入れてくれたんだと感じた。
だんだんと好きとゆうか、
興味とゆうか、この子なんか抱えてるのかな?
と昨日のあたしとは違う感情をもつ自分がいた。
「今日初売り行くけど来る?」
あたしが問いかける。
美容師は毎日私服だし服はたくさんないと困るし久々の連休で気晴らしに出かけたかった。
「うん!行く!」
急に恵介が元気になった。
眠気が覚めたのか。
それくらいにしか思ってなかった。
準備して初の2人で遠出に向かう。
だが車の中では会話がない。
さっきの元気はどこにいったの?
沈黙に耐えれなくなったあたしが話を切り出す。
「しゃべんないんだねー?昨日はあんなにおしゃべりだったのに!」
「俺、人見知りなんだ。ごめんね?」
え?人見知り?
昨日のテンションはどこいったの?
酔っぱらってたから緊張なかったのか!
なんかこの子見かけによらず可愛いな〜
なんて思った。
いよいよショッピングセンターに到着。
たんたんと服をみていく。
すると恵介があたしの手を握ってきた。
あー女慣れはしてるな笑
でもすごい嬉しがってる自分がいた。
買い物も無事終わり恵介の家に着く。
すると恵介が
「今日も一緒に飲も?泊まってって」
え?2泊も?
とは思ったけど予定ないし
一緒にいて落ち着くしいっか!
とゆうことでまた泊まることにした。
酒が入ると恵介はすごく無邪気になる。
年下だな〜って感じで見ててほっこりする。
またその夜もその朝も体を重ねて。
だんだんとあたしは恵介に惹かれていった。