俺は次の日から、さっそく行動に移した。 放課後、昨日彼女を見つけた道で待ち伏せた。 ここにいれば、きっと通るよな。 高校まで行ってもよかったんだけど、さすがに会って早々学校まで行くのはマズイだろうから。 そろそろ、かな。 待つこと数分で、彼女は来た。 今日は友達がいない。 チャンス!! 俺はすぐさま彼女に声をかけた。 「ねぇ、待って!」 「……あれ?昨日の……」 どうやら彼女は覚えてくれていたらしい。