悠真は何事もなかったように、爽やかな笑みを浮かべた。

頭を掻いては、姉に向かって声を漏らす。



「やっぱり美莉亜のお姉さんの言った通りでした」


「でしょー?
美莉亜は何でも人の話を信じる癖があるの」





姉に言われたくないよ。
私は、信じたくて人を簡単に信じてるんじゃない。

信じるのには勇気がいるし、恐いんだから…。




私のことを何も知らないくせに、そんなこと言わないで!!











悠真も悠真だよ…。