「これ、深瀬に譲るよ!
深瀬って時より頼りないから、何だか心配でさー」


「え!?中島本当にいいの?」


「あぁ
いいよな?ゆずき…
俺がゆずきに似合うのちゃんと買うから
今度俺と一緒に買いに行こ?な?」


ゆずきは星のネックレスを名残惜しそうに、ずっと見つめている。
よほど気に入ったのかな?
リュウから貰う気満々だったからね…。

だからそんな簡単には手放したくない気持ち分かる。


「うん、いいよ!それなら!
その代わり、私のこと大切にしてよね?」


「あぁ、もちろんだよ!
ゆずきのこと、本当に俺にとってかけがえのない大切な人だから…

愛してる、ゆずき!」



ヒューと声を出したり、口笛を吹いて盛り上がる私達。

何だかこっちまで幸せになる。
人の幸せは移るものだね!!


青春って本当に楽しいな~♪

それに、ここで愛の告白をするなんて…

カッコいいよ!リュウ!