「でもさ、直也があんなに熱心になってるとこ、俺初めて見たかも?
前なんか、途中で投げ出したり、逃げ出したりする奴だったのに、人ってやっぱ変われるんだなー」
それって、悠真がいたからじゃないの?
悠真は気づいてないかもしれないけど…
藤木くんは悠真のことが好きであって・・・
私と藤木くんは今、悠真に片想い中。
悠真はカッコいいから、モテるね!
「それって、誰かの存在が藤木くんを変わらせたんじゃないかな?
藤木くんに好きな人とか聞いたことないの?」
明日香が悠真にそう質問すると、悠真はチラッと私の方を見て、何かに気づいた素振りをする。
「直也が最近、好きな子出来たって、そういえば言ってたっけな」
「それって、男!?」
「はぁー男の訳あるかよ
なんつーか、美莉亜みたいに可愛い子がいて、その子に一目惚れしたらしいよ」
悠真は呆れた口調で、ため息まじりでそう言ってたが、途中から親友の幸せを願うように、頭の中で華が咲いた。
あれ!?
でも何だか矛盾してる。
だって藤木くんは、悠真が好きだって私にそう言ってたのに、悠真には私みたいに可愛い子って…。
私の勘違いだったらいいのにな。
前なんか、途中で投げ出したり、逃げ出したりする奴だったのに、人ってやっぱ変われるんだなー」
それって、悠真がいたからじゃないの?
悠真は気づいてないかもしれないけど…
藤木くんは悠真のことが好きであって・・・
私と藤木くんは今、悠真に片想い中。
悠真はカッコいいから、モテるね!
「それって、誰かの存在が藤木くんを変わらせたんじゃないかな?
藤木くんに好きな人とか聞いたことないの?」
明日香が悠真にそう質問すると、悠真はチラッと私の方を見て、何かに気づいた素振りをする。
「直也が最近、好きな子出来たって、そういえば言ってたっけな」
「それって、男!?」
「はぁー男の訳あるかよ
なんつーか、美莉亜みたいに可愛い子がいて、その子に一目惚れしたらしいよ」
悠真は呆れた口調で、ため息まじりでそう言ってたが、途中から親友の幸せを願うように、頭の中で華が咲いた。
あれ!?
でも何だか矛盾してる。
だって藤木くんは、悠真が好きだって私にそう言ってたのに、悠真には私みたいに可愛い子って…。
私の勘違いだったらいいのにな。