「「「これからの幸せに乾杯~」」」
片手に飲み物が入った紙コップを持ち、乾杯音頭をする。
その後皆席に座って、夏海先生が来るまで、お菓子を食べたり、雑談することにした。
悠真はもちろん私の隣で、なぜか藤木くんも私の隣に座っている。
ゆずきはリュウの隣。
明日香は熊井秀太の隣。
夏海先生が来たら、丁度8人。
「悠真くんは、美莉亜のどこに惚れたの~?」
明日香が悠真に向かって、不意を突いてくる。
「美莉亜の優しさかな?
幸せそうな顔をしてる所とか見ると、ずっと一緒にいたい、守りたいって思うんだ…
何かもう手放したくない感じ」
悠真が目をキラキラと輝かせながらも、何だか幸せそうに話す仕草が愛おしい。
それにしても、"何かもう手放したくない感じ"って、どんな感じですか!?
「へぇ~素敵じゃん!
それに比べて、私の彼氏の秀太なんか、照れてキスさえしてくれないんだよ?
悠真くん、どう思う?」
「愛を確かめる為には、キスした方がいいと俺は思うけどな」
明日香は悠真に愚痴を溢すと、少し寂しそうな仕草をする。
そして彼氏でもある、熊井秀太をチラチラ見るばかり…。
でもその熊井秀太は気にも止めなかった。
それ以前に、顔が熟したトマトみたいに、真っ赤だ。
耳までも熱があるくらい、赤くなっている。
「そんなこと言われてもさ、出来ねぇんだよ…
キスがさ・・・」
「秀太?どういうこと?」
明日香は熊井秀太の言葉を聞いて、驚きつつも、しっかりと相槌を打っている。
でもキスが出来ないって、どういうこと!?
片手に飲み物が入った紙コップを持ち、乾杯音頭をする。
その後皆席に座って、夏海先生が来るまで、お菓子を食べたり、雑談することにした。
悠真はもちろん私の隣で、なぜか藤木くんも私の隣に座っている。
ゆずきはリュウの隣。
明日香は熊井秀太の隣。
夏海先生が来たら、丁度8人。
「悠真くんは、美莉亜のどこに惚れたの~?」
明日香が悠真に向かって、不意を突いてくる。
「美莉亜の優しさかな?
幸せそうな顔をしてる所とか見ると、ずっと一緒にいたい、守りたいって思うんだ…
何かもう手放したくない感じ」
悠真が目をキラキラと輝かせながらも、何だか幸せそうに話す仕草が愛おしい。
それにしても、"何かもう手放したくない感じ"って、どんな感じですか!?
「へぇ~素敵じゃん!
それに比べて、私の彼氏の秀太なんか、照れてキスさえしてくれないんだよ?
悠真くん、どう思う?」
「愛を確かめる為には、キスした方がいいと俺は思うけどな」
明日香は悠真に愚痴を溢すと、少し寂しそうな仕草をする。
そして彼氏でもある、熊井秀太をチラチラ見るばかり…。
でもその熊井秀太は気にも止めなかった。
それ以前に、顔が熟したトマトみたいに、真っ赤だ。
耳までも熱があるくらい、赤くなっている。
「そんなこと言われてもさ、出来ねぇんだよ…
キスがさ・・・」
「秀太?どういうこと?」
明日香は熊井秀太の言葉を聞いて、驚きつつも、しっかりと相槌を打っている。
でもキスが出来ないって、どういうこと!?