生徒玄関で上靴に履き替えると、すぐさま教室に向かった。
旧校舎で待ってるからと言われても…
旧校舎って薄暗くて不気味だし恐いんだよね…。
それに、篠塚蓮に襲われた場所でもあるし・・・
やっぱり、リュウやゆずきや明日香に言って、手伝ってもらおうかな。
二人だけって、異性だし気難しいよね…!!
*
教室の中に入ると、いつもの賑やかな景色が広がっていた。
皆楽しそうに朝から騒いでる。
明日香とリュウは早々と学校に登校していて、暇そうに頬杖を付いていた。
明日香は机の上にお菓子まで広げているし…
今日は授業ないから楽だけど、まるで遊びに来ている感覚!!
「明日香~おはよー!」
私は後ろから声を掛けながら、明日香の肩を叩いた。
明日香は驚いて、椅子から転げ落ちそうになっている。
「もうっ!美莉亜か~
ビックリさせないでよ!アハハッ
美莉亜、おはよう!」
私が笑うと、明日香も一緒になって笑った。
「今日もゆずき遅刻??」
「じゃない?最近遅刻ばっかりだし
後で叱らなくちゃ!!」
「最近遅刻多いよね!夜更かしとかしてるんじゃない?
あ!もしかして、リュウと遅くまでラインで話してるとか…?」
「それも一理あるかも!
後で二人を問い詰めよ!!
美莉亜から二人に訊いてね」
「え~
分かったよ…」
私がやる気のない唐返事をすると、キーンコーンカーンコーンと、HRのチャイムが鳴った。
チャイムが鳴るのと同時に
"ギリギリセーフ!!!"
と言って、ゆずきが教室に入ってきた。
「「遅いよ!!」」
私と明日香の声が息ぴったりと合う。
明日香と私は目を見つめながら、それ言うと思ってた♪
と、お互い笑い合うと、ゆずきが照れながらも一緒に笑い出した。
「ごめーん!!」
「後で理由問い詰めるからね!覚悟してて」
明日香が苦笑いしながらそう言うと、ゆずきが渋々納得した。
その後私達は先生が来る前に自分の席に散る。
一瞬、リュウがこちらの様子を見ていたような気がしていたけど、気のせいかな…?
旧校舎で待ってるからと言われても…
旧校舎って薄暗くて不気味だし恐いんだよね…。
それに、篠塚蓮に襲われた場所でもあるし・・・
やっぱり、リュウやゆずきや明日香に言って、手伝ってもらおうかな。
二人だけって、異性だし気難しいよね…!!
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教室の中に入ると、いつもの賑やかな景色が広がっていた。
皆楽しそうに朝から騒いでる。
明日香とリュウは早々と学校に登校していて、暇そうに頬杖を付いていた。
明日香は机の上にお菓子まで広げているし…
今日は授業ないから楽だけど、まるで遊びに来ている感覚!!
「明日香~おはよー!」
私は後ろから声を掛けながら、明日香の肩を叩いた。
明日香は驚いて、椅子から転げ落ちそうになっている。
「もうっ!美莉亜か~
ビックリさせないでよ!アハハッ
美莉亜、おはよう!」
私が笑うと、明日香も一緒になって笑った。
「今日もゆずき遅刻??」
「じゃない?最近遅刻ばっかりだし
後で叱らなくちゃ!!」
「最近遅刻多いよね!夜更かしとかしてるんじゃない?
あ!もしかして、リュウと遅くまでラインで話してるとか…?」
「それも一理あるかも!
後で二人を問い詰めよ!!
美莉亜から二人に訊いてね」
「え~
分かったよ…」
私がやる気のない唐返事をすると、キーンコーンカーンコーンと、HRのチャイムが鳴った。
チャイムが鳴るのと同時に
"ギリギリセーフ!!!"
と言って、ゆずきが教室に入ってきた。
「「遅いよ!!」」
私と明日香の声が息ぴったりと合う。
明日香と私は目を見つめながら、それ言うと思ってた♪
と、お互い笑い合うと、ゆずきが照れながらも一緒に笑い出した。
「ごめーん!!」
「後で理由問い詰めるからね!覚悟してて」
明日香が苦笑いしながらそう言うと、ゆずきが渋々納得した。
その後私達は先生が来る前に自分の席に散る。
一瞬、リュウがこちらの様子を見ていたような気がしていたけど、気のせいかな…?