「昨日はちょっと言い過ぎた
ごめん…」


「別に気にしてないよ」


「俺、悠真のこともあって、何か疲れてた
でももう大丈夫だから!!」


「うん!昨日は突然だったし、色々と混乱したよね…」


「それもそうだな
あ!それと、今日試合なかったらさ、悠真に頼まれていた送別会の準備しないか?」



昨日の雪はすでに溶けているはずなのに、私の心のモヤモヤはまだ曇っている。


昨日の出来事だって、まだ忘れた訳じゃないし

それに、悠真の考えている事もまだあまり分からない。


私が止めても、悠真は一人走り続けるんだろうね。