「チャイム鳴っちゃったね、残念

おーい!一人見つけたぞー」


てへっ、といかにも舌を出しそうなスマイルを、意地悪するみたいに私に見せつけた。


この生徒会長の声を合図に続々と集まってくる、副会長、会計、書記の人達。




一体これから何が始まるの?



私の期待と不安が一気に混乱し、頭の中で回転速度が遅くなっては交錯した。