*****
人混みを掻き分けながらも、保健室に着いた。
いつもは後数分くらい早く着くんだけどね…
保健室に向かう途中…
腕を捲って、肘に氷を当てている男子生徒がいた。
一瞬遠くから見たら、リュウかな?って、思っていたんだけど違ったみたい。
体育大会って、何かと怪我する生徒が多い気がする。
*****
保健室の扉をガラッと開けると、あいにく広子先生はいなく、一室だけカーテンがされているベッドあった。
辺りを見渡すが、その一室以外、生徒がいる気配や様子がない。
そう考えると、やっぱりそこにリュウが寝ているのかも…?
私は半信半疑になりながらもその一室のカーテンに手をかける。
すると・・・
その一室からは、仲の良いリュウとゆずきの話声が聞こえてきた。
"キスしてもいいか…?"
そのリュウの声は、私には虚しく届いていない。
カーテンを開けた時には既に遅くて、私達三人はどんよりしてしまう。
私が空気をよんでいれば、こんなことにはならなかったのに…。
人混みを掻き分けながらも、保健室に着いた。
いつもは後数分くらい早く着くんだけどね…
保健室に向かう途中…
腕を捲って、肘に氷を当てている男子生徒がいた。
一瞬遠くから見たら、リュウかな?って、思っていたんだけど違ったみたい。
体育大会って、何かと怪我する生徒が多い気がする。
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保健室の扉をガラッと開けると、あいにく広子先生はいなく、一室だけカーテンがされているベッドあった。
辺りを見渡すが、その一室以外、生徒がいる気配や様子がない。
そう考えると、やっぱりそこにリュウが寝ているのかも…?
私は半信半疑になりながらもその一室のカーテンに手をかける。
すると・・・
その一室からは、仲の良いリュウとゆずきの話声が聞こえてきた。
"キスしてもいいか…?"
そのリュウの声は、私には虚しく届いていない。
カーテンを開けた時には既に遅くて、私達三人はどんよりしてしまう。
私が空気をよんでいれば、こんなことにはならなかったのに…。