私は人目を気にせずに思う存分、自分の気が済むまで嗚咽声を出しながら泣いた。

さすがに恥ずかしくなった私は、涙を拭い、少し軽くなった足取りで家に帰宅する。


やがて沫雪は降り止み、沫雪は積もることもなく、跡形もなく消えてしまった。


ふわふわのわたあめみたいに溶けてしまう沫雪は…
私の頭の中で、残像として綺麗に残ってる。


何だか幸せだなぁ。

写真でも撮って、フィルムに残せば良かった♪


こう見えて私…
写真を撮ったりするのが好きなんだ!



これからは鬱陶しいくらい雪が降るんだよね………。


雪かきが大変になってしまう。



最初だけだよ、こんなにワクワクする気持ちになるのは…。