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私の意識が戻り目を開けると、私は保健室のベットに寝かされていた。

私の鼻にまとわりつく薬品の独特の匂い。
それを嗅ぐなり、何だか安心する。

小学生の頃…
よく保健室に友達と行ってはパズルをしたり、絵を描いたりして遊んでいたからかな。

本当にあの頃が一番楽しかったかもしれない。

よく遊んではチャイムが鳴ってるのにも関わらず、仮病を使ったこともあったっけ？


お腹いたいーーー！って。

校舎は違うけど、私にとってはその思いがたくさん詰まってる。



私が体を起こそうとすると、私の隣でリュウが私の手を握り、寝息をスゥースゥー立てていた。



こうやってリュウをじっくり眺めると、幼い子供みたいで可愛いな。



中学生の頃と全然リュウは変わっていない。



しいていえば…



声が大人っぽくなったり、身長が伸びたくらいかな！！