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そんな他愛のない会話を悠真としていたら、悠真と私のクラスであるG組に着いた。

扉が半分くらい開いていることに気づき、中に誰かいる気配を感じる。

私は恐くなり、悠真の腕に子供みたいにすがりつく。


「悠真、中に誰かいる!」


「俺もそれ思った」


「ねぇ、悠真どうしよう…」


「引き返すしかないんじゃね?」


「だよね!
そうと決まったら早く引き返そう?」


「いや、待て
クラスの中で誰かが俺達を呼んでる」


「声しないけど?」


「俺、霊感とかないけど…
何か人間っぽい」


「え!そうなの?」


「だから俺は入るよ!」


「ちょっと待ってよーーー」




悠真がズタズタとクラスの中に入ろうとしたから…

私は瞬時に目を閉じ、悠真の腕にすがり続けた。


誰かが悠真を操ってたりしたら、本当にどうしよう。

何とかその人と悠真を引き離さなくちゃ!!





恐い、恐いよ・・・