「そうだよね、うん」


「頑張れ、美莉亜!!

私、急にやること思い出したから部屋に行くね」


姉は突如ニコニコとし、軽快なスキップを繰り出しそうな身振りを振るわせて、私の元を去っていった。




うん?


って、アレ?




明日学校に姉が来るーーー??




私にお構い無しに、絶対姉の周りに男子が寄ってくるじゃん!



これって本当に意味あるの?



それから私は少し冷めきったココアを飲む為に、再びコップに口を付ける。



やっぱりココアは美味しい。