いつか私にもちゃんとした恋愛をできる日が来ますように・・・。


「考えてみる」


「うん、そうしなよ~
それに私も、美莉亜のお姉ちゃんとして全面的にサポートするから!

てことで明日、美莉亜に彼氏作りましょ大作戦として
学校に行くねー!!」


「唐突過ぎない?
真理、勝手に話し進めすぎ

私は自分のペースで恋愛がしたいの」


ちなみに私が姉のことをお姉ちゃんと言わないのは、自分でもよく分からない。



単純に恥ずかしいだけなのか、呼びずらいだけなのか。



「だからいつまでたっても美莉亜は恋愛が出来ないんだよ!」


姉に急所を突かれた気がした。


私は自分から進んで彼氏を作ろうと、積極的になったことがないからなぁー。



告白されるまで待つパターン。



でも私はまだまだ地味だから・・・




中学生の頃、服装が地味だからって友達にネット場で暴露されたこともあったし…


別に地味でも何でもいいじゃん!



私は私なんだから。




だから私、高校に入ったら変わろうと決めたの。

もう前の自分には戻らない。
前だけ向いて歩いていく。



何言われても後ろだけは振り向かないって…。





だからこれも、何か人生を大きく変える

きっかけになるのかな?