次の日の朝あたしは気持ち悪さに襲われ、トイレに駆け込んだ。




「うぅっ.......」





なんだろう。




ものすごく気持ち悪い。




今日は休もうかな。




そう思いあたしはリビングに向かった。





「あら、亜夢今日は早いのね!」




そう言って笑うママ。




「どうしたの?」




ボーッとしてるあたしにママが尋ねる。





「顔色悪いわよ?大丈夫なの?」

「う、うん。ちょっと気持ち悪いだけだから。」

「あら、大丈夫なの?病院行こうか?」

「うん。」




あたしは頷いて病院に行く事にした。





病院につき、検査が始まる。




検査が終わり医者に言われた言葉は、




「産婦人科に行ってみてくれませんか?」




その一言だった。




勿論、ママもあたしもびっくりした。




でも念のためって言われたから一応行くだけ行く事にした。




産婦人科につき、名前を呼ばれるのを待った。





「川口さんこちらへどうぞ!」




そう言われあたしは女の人についていく。





そしてまた検査が始まる。





検査を終え、




「検査の結果が出るまで、先ほどの所ではお待ちください!」




「はい。」





あたしはこう答えママの元え戻った。





数十分待った頃、また名前を呼ばれ今度はママと一緒に中に入った。




「検査の結果をお伝えします。えぇ、川口亜夢さんのお腹には赤ちゃんがいます。」

「「え?」」




あたしとママはびっくりしてもう一度聞き返した。




でもやっぱり同じことを言われた。




「あの、何ヶ月ですか?」



そう訪ねたあたしにおじさんは、




「今は3ヶ月だよ。」




と優しく教えてくれた。




三ヶ月。



あたしのお腹には三ヶ月のまだとても小さな赤ちゃんが宿っていた。



そうきっと、空の子。



ねぇ、空あたしはどうしたらいいの?



どうすれば.......




あたしとママは沈黙の中家に帰った。





家に着き、最初に口を開いたのはママで、