ー俺ー

使い捨てカメラをかって病院に戻った。

病院で、二人の写真をたくさん撮った。

ピースしたり、初チューしたり。

最高だった。

「俺、そろそろ帰るな。」

「うん、バイバイ。」

俺はこんな日々がずっと続けばいいと思っていた。






数時間後

♪ピロロンピロロン♪

ケータイがなる。

なんだよ、こんな時間に。

知らない電話番号だな…。

「もしも…『貴方、真人君⁈私、亜梨沙の母親!急いで病院来てくれる⁈』」

またも嫌な予感がした。