「え…?」


「私ね、もうすぐ死ぬんだって。

末期の癌。もうすぐってことは、佐月君と少ししかいられないじゃん。

佐月君を幸せにする自信がないの。」


「じゃぁ、俺が蒼月のこと、幸せにするよ。
俺、蒼月のこと凄い好き。こんなに人を好きになったの初めてってぐらい。」