「いたいんならいればいい。」 さんまを綺麗な箸使いで食べていく。 いいな、19になってもお箸の持ち方注意されるから。 いとこに。 あ、従妹じゃなく糸子ね。 大学の友達の糸子さん。 「いや…それは迷惑…」 「迷惑じゃない。」 「でも!なにもしないで住むなんて。」 「家事を手伝えばいい。」 「いや、そうじゃなくて!」 気持ちが高ぶってしまって、思わず席を立ちテーブルを叩いてしまった。