「君さ、いつも窓から空見てるよね」

…え?

「いや、部活中にさふと校舎を見ると君がいて…びっくりしたよ。まさか、定期落としだのが君だなんて」

無垢な天使のような微笑みを私に向ける。

私こそびっくりした。

見られてるなんて知らなかったから…