僕は
大好きな君に別れを告げる
君に出会うまで
好きなのに別れる恋人たちの気持ちが
わからなかったよ
だけど
今ならわかる
大好きなのに
僕らの力じゃどうにもならない
壁があること
大好きだから
僕らは別れなきゃいけないんだ
それは
君を苦しめないため
君の涙を流させないため
ううん
そんなのかっこつけ
それは
僕が苦しいから
この胸の痛みに
もう耐える自信がないからなんだ
僕はこれから
大好きな君に別れを告げなきゃならない
君にまた甘えないように
心を嘘でかためて
別れを告げる
はなれなきゃいけないのに
君に甘えて寄り添ってた幸せな日々
ずっと胸が苦しかった
だけど
今回はもっともっと痛いんだ
それでも僕は
大好きな君に別れを告げる
君は泣いてしまうかな
こんな僕でごめんね
でも僕は自分勝手
嘘を見抜かれてはいけないのに
君にまた嘘だって気づいてほしいって
願ってしまうんだ
僕は弱いね
他に
幸せになる道はなかったのかって
それはもちろん考えた
だって本当は
君とずっと一緒にいたくて
たまらない
君と僕しかいない世界を
何度も思い描いたよ
それは夢のような世界だけど
きっとそれは
切ない世界
僕はやっぱり
なにもできない
だから僕は
大好きな君に別れを告げた
それこそが
なにもできない僕の
君のために唯一できたこと
だから君は
どこかで笑っていて
それが今の僕の
幸せだから
最後にかっこつけさせて
そのために僕は
今も大好きな君に別れを告げたんだ
結局僕は君を泣かせてしまった
最後まで僕は君に
本当の幸せの笑顔をあげられなかったね
なのに
こんな僕の
自分勝手な願いを聞いてくれて
ありがとう
僕は君と出会えて幸せだったよ
今度こそ
君が本当の幸せを見つけられますように