「…あの、用はなに?」


…ちょっと、黙りなさいよ!


そんなことは言えず、私は雪菜を話した


そして、雪菜は言いそうになかったから私から言った


「…昨日私と会った時に、鈴のついた鍵を見ませんでしたか?」




そう聞くなり、月谷が黙り込んでしまった


「…あるよ」




…はぁ?

私は、見たか見てないか聞いたんだけど

あるって、質問には…って


えぇーあるの⁈



「あの!
それ、私のです‼︎
どこにあったんですか⁈」



嬉しくてつい笑顔になって月谷に近づいた



そうしたら、月谷が顔を真っ赤にした


…どうしたんだろう
風かな…


「あの…風邪ですか?
大丈夫ですか?」