「そっか…」
そう言うなり、雪菜は何かを考えだした
「…ねぇ、未来。その鍵ナンパした人か月谷くんが、持ってるんじゃない?」
そっか…そうゆうのもあるか…って
「えぇー
あの人たちが持ってたら絶対にいや‼︎」
月谷も、嫌だしナンパの人もいやー
「まぁ、ナンパの人たちだったら、ドンマイだけど、月谷くんだったら、大丈夫でしょ」
なぜ、そう言い切れる…
「だって、月谷くんは知ってる
人じゃん」
私の思ってることがわかったのか、そう言ってきた雪菜
まぁ、そう考えれば、そうだけど…
なにか、忘れてるような…
・・・う〜ん・・・あっ!そうだ‼︎
「私、あの時メガネとか、全て取ってたんだ」
私が、思い出したのを思わず口にしてしまって、それを聞いた雪菜は「はぁ!」
っと言ってきた
…雪菜が、怖い…
「・・・じゃあ、どうするの?
それにさ、未来は気づいてないと思うけど今は、あのメガネをしてないよ」
え…
そう言われて、顔を触ると本当にいつもかけていたメガネがなかった
…どうしよ…
「まぁ、いいんじゃない(笑)」
雪菜、他人ごとだと思って…(泣)
はぁ〜
「どうしよ…」
私は、下を向いてすごく考えた
どうしよ、学校で会ったら返してもらうにしても、あの時はメガネとか取ってたからなぁ〜
じゃあ、月谷を呼び出す
・・・どうやって?
しらん‼︎‼︎
自分で質問して、自分で返してなにしてるんだ、私は…
…!
いいこと考えた…
私はチラッと雪菜の方を見た