「別に、無理してる訳じゃないし…」
なにこいつ…
『未来!』
…っ!
まただ…
「おい…大丈夫か?」
「大丈夫だから、私に関わらないで!」
思わず大声で叫んでしまった
どうしたんだろう、私…
「・・・じゃあ、この質問に答えろ」
っと、月谷にそう言われた
はぁ?
なんであんたの言うとうりにしなきゃ行けないの?
っと思ったけど、反抗する言葉が出なかった
「…お前は、本当に地味子なのか?」
「えぇ。そうよ」
「誰にもメガネとか取った姿はみせたくないんじゃないのか?」
「ちがう」
違う、私が地味子でいる理由は…あれ?
なんだっけ?
そう考えていると、月谷から次の質問がきた
「じゃあ、一度でいいから、今ここで見せてくれないか」
…なにを?
首を傾げていると、月谷が気づいたのか
「素顔」
っと言ってきた
「それだけは、絶対にいや!」
自分でもわからないけど、相当強い口調でいってしまった
「なんで?」
月谷はそれを気にしなかったのか、また質問をしてきた
でも、その質問には答えられなかった