ここは??
また、真っ暗なところ
「龍...龍!!」
大声を出しても龍がいなかった
「...未来...」
へっ?!
今の声...
私知ってる
すごく懐かしい声
すごく優しい声
すごく大切な声
もう、聞くことがないと思っていた声
「お姉ちゃん!!」
振り向いて見ると、いつもと変わらないお姉ちゃんがいた
「お姉ちゃん...お姉ちゃん!!」
ついつい泣いてしまった
「未来の泣き虫さん」
お姉ちゃんはやさしく私の頭を撫でてくれた
「未来...時間がないからよくきいて
...あなたは、悪くないわ
私、あなたを守れてすごく嬉しかったの
いつもいつも、お母さんとお父さんをとってしまってあまり話さなくなって、いつしか未来が離れてしまって私が言うことではないけれど、すごく悲しかったの
でも、離れても絶対に戻ると思ってた
でも、ある日のよる、私のせいであなたがせめられているのを聞いてすごく辛かった
もう、離れてしまった未来は戻らないと思ったの
だから、あなたに会えてあなたを守ることができて私すごく嬉しかったの
...だから未来
自分を攻めないで
それが言いたかったの
ありがとう未来
未来は私の大切な妹よ!!」
う...お姉ちゃん
「お姉ちゃん!!
ごめんなさい
私、お姉ちゃんにひどいことして、お姉ちゃん私もお姉ちゃんは大切なお姉ちゃんだよ!!
大好き!!」
「私も」
ギュー
ありがとう
お姉ちゃん...