~side斎藤雪菜~


私と未来の小五の話です


未来と初めてあったときは、あまり笑わなかった子だった


それが気になって私が話しかけたのがきっかけ


「私、斎藤雪菜!
これから仲良くしよー!!」

そのときの未来は怖がっていた


それでも、私は未来に話しかけた

そして、未来は私を認めてくれたの


それで、未来と話していくとわかったことがあるの

未来には、2つ上のお姉さんがいること
両親があまり未来を認めていないこと

認めてないというか、いつもお姉さんの方に両親はいって家の中では未来は一人の、ような存在だった


それを支えようとしたけれど、私にはできなかった


ある時、未来は学校に来なくなった

どうしたんだろうと思って、家に行ってみることにした


そして、学校の帰り未来の家に行ったのだけれど出てきたのは未来の両親で、未来はここ最近帰っていないとわかった

小五がそんなことになっているのに、未来の両親はそんなに心配をしていなかった

でも、唯一未来のお姉さんだけは心配していて、私が探しにいこうとしたら「お願い!!私も!「あなたは危ないところに行ってはだめよ!!」」

っと、両親に止められていた


私は未来が心配で未来を探した

そしたら、小五なのに黒龍という暴走族に入っている一人の少女がいると聞いた

私は未来だと思いすぐに黒龍の溜まり場に行ってみた

未来がいるから大丈夫だと思ったから

そして、私がその溜まり場に行く途中、公園があってそっちをみたら本物の喧嘩を見た

そこには、未来もいた

未来は小五なのに時期総長かとか言われていた

私が知っている未来はそこにはいなかった


「み...未来?」

未来がこっちを見た
その瞳は冷たいものだった

「...雪菜...」

未来は笑いもせずに、なんで来たの?っと言いたげな顔でこっちを見ていた

「...未来、話があるの!」


「...」

未来は無言のままだった

未来の回りにいた人たちもいつの間にか居なくなっていて未来と二人でブランコに座った


「話って?」

未来は私と初めてあったときと同じで笑ってはくるなかった


「...どうして、暴走族なんかに入ってるの??
どうして、こんなことしてるの??」


「...私には、ここが唯一言える居場所だから
だから、ここにいる」

こっちも振り向かず、無表情だった

「なんで?
未来の居場所なんて、いくらでもあるよ!
例えば、未来の両親とか」

「あんなところ!
私の居場所なんかじゃない!!」

未来は大声で、私は驚いて未来の方をむくと未来は悲しそうな表情だった


「どうしてそんなこと...「ないよなんて言える?」...」

確かに...未来の両親はあまり未来を心配していなかった

でも...

「でも、未来のお姉さんは
未来のことものすごく心配してたんだよ!」

ビクッ

未来がお姉さんの話をしたら反応した

「あんな人
姉だと思ったことなんて、一度もない!!」

「未来...」

「もう、話はこれでおしまい
あなたも、これからはもう私の前に現れないで!」


「...」


未来は走ってどっかにいってしまった


そして、6月15日に未来の姉は亡くなった

そして、未来の記憶も...