「…どうして…?」


「…こんな場所じゃ話せない。葉月ちゃん、帰ろう!ちゃんと俺が知ってること話すから」


「わかりました。先生ごめんなさい、帰ります」



鞄を持って教室を飛び出した。



先生がなにか言っていたのは聞こえたけど、無視。



今は…先輩のことが知りたい。



そう思って、中澤先輩の後を追った。



着いた、場所は学校からあまり離れていない小さな小さな公園。