首を傾げた私の肩を強く強く、掴み、揺らす。



今、この状況に全く理解できていないんだけど…



「あの…誰?」


「和輝の友だっ…ち、って違くて!!和輝…和輝、アメリカ行ったって…」



その言葉は…



その残酷な言葉は…



私の耳に簡単には入ってこなかった。



先輩の友達?



が、私に何のよう?



頭の中は、こんな考え。



もう、授業始まってるのに…