「好きだよ…葉月…………………」



はっきり聞こえた愛の言葉。



もう、不意討ちだよぉ…



そう思いながら、先輩の顔を除くと…



あの出会った保健室の時と、同じ顔をして寝ていた。



男の子のくせして寝顔は本当に綺麗だなぁ…。



ねぇ、先輩。いや…



「私も好きだよ、和輝」



そう一言、寝ている和輝に残して、部屋をでた。



階段を下りてくと、1階にいた妹さんと目が合った。