「よかったぁ…。ふぁ〜」



安心した途端、あくびを合図に軽い睡魔が襲ってきた。



「あれ、眠いの?起こしてあげよっか。激しいキスで」



熱が下がっていつもの余裕ができたのか、意地悪言ってきた。


先輩のバカ。



もし、先輩が風邪なんか引いてなかったら…『うん』って言ってたよ。



「早く治してください。キスはそれからでもできますよ」



したいけどね?



先輩の風邪が治るまではお預け。