次の日。



学校に来た途端に、屋上につれてかれた。



「んで?話してみろよ、葉月ちゃんと何があった?」



咲哉と屋上のフェンスに寄りかかって、昨日俺が思った話始めた。






















「…………俺は…葉月を諦める。もう追うのに疲れたんだよ……」




叶わない誰かを。



叶わない想いを。



追い続けるのも想い続けるのにも。



疲れたんだ。