「え!?」



沙羅が指指す方を見ると、先輩と数人の男女がこのファミレスに入ってきた。



ウソ…、笹川先輩。



そのまま先輩達は、私達の通路を挟んで、斜め前の席に座った。



奥から、えっと咲哉?先輩、笹川先輩に女の人。



先輩の席は、ちょうど私達に背を向ける形になり、先輩は私の存在に気付いていない。



先輩の真向かいにも…キレイな女の人。



私となんかと、比べものにならないくらい。



先輩は…そーいう大人っぽい人がタイプ?