「ほらほら、泣かないの!今日は特別に!この葉月様が奢ってやろう♪」



泣いてた沙羅は、私の言葉を聞いてすぐ笑顔になり



「いっぱい注目しよ〜♪」



なんて言って、店員さんを呼んでた。



宮里葉月…お財布の中身、からになってしまう…ビンチです。


一瞬そう思ったけど…



沙羅が元気になってくれるならいいや。



にこにこしてると、バクバクケーキを食べてる沙羅が言った。



「あ、笹川先輩」