そこにいたのは、20人くらいの人たち。



「あ……」

「あっ!?もしかして君が生徒会長!?」

「えっと、」

「ようこそ!生徒会へ!」

「へっ…?」



なんか、拍子抜けってかんじ。




すごく和気あいあいとしているというかなんというか…。




「あれ?副会長は?」

「用があるからっていって…」

「あー。また理事長にでも呼ばれたのかな?」

「そ、そうなの?」

「この生徒会の暗黙の了解で、理事長の暴走を止めるのは生徒会長と副会長の役割なんだよ」

「そ、そうなんだ…」



理事長のパシリってそういうこと!?




「副会長、理事長のお気に入りでもあるしね」



そうなのね…。