「ごめんなさい!!!!!
今日見たんでしょ???町で並んで歩いてるところ…
不安にさせたなら…ごめんなさい!!!」
夏美さんは一生懸命謝っている。
「どうして…??」
私はこれだけしか言えなかった。
「実はもうすぐ私の彼氏の誕生日なの…
だからプレゼント買うの手伝ってもらってて…
それが終わったら食事会でね?
うちのおじいちゃんが来なかったらうるさいの…
だからあなたからのメール来て電話してからずっとおじいちゃんに交渉してたよ??」
私は…なんて、ばかだろう。
「今…優ちゃんは…??」
「着いてきて!!優の家まで案内するよっ」
「ありがとうございます…」
謝ろう。優ちゃん…
けど今度からは教えてほしいということも、伝えよう。