栞夏「はぁはぁ…」

どれだけ走ったのだろう。

周りには制服を着た子達がいた。

栞夏「間に合った。」

そう思いながら

また、歩き出していると

前方に高校が見えてきた

なんだかテンションがあがり

駆け足で校門をとおる

あちらこちらには、

ハゲ散らかした先生

愛想の悪そうな先生

いろんな先生がいた。

私は靴箱にいきクラス表を発見し

自分の番号をさがす

栞夏「623…あった!!」

私は1-3らしい

どんな人がいるのかウキウキで教室前に到着!

廊下には、たくさんの生徒達

胸をドキドキさせながら

「ガラガラ…」

教室には、まだ2、3人しか人がいなく

がっかりした。

黒板に張り出されている

席表をみると、私は1番うしろの窓側の席だった。

私の周りの席の人は誰だろと思って携帯を開く。

画面に反射し自分がうつる

髪型は綺麗になっている

ちゃんとお礼しときゃ良かったと

今さら後悔していた。

髪型ちゃんとしてるし

軽く化粧しよう、と思いポーチから化粧品をだす。

それから、ナチュラルメイクをして

再び鏡をみる

うん、朝の時より断然ましになっただろう