小さい頃によく読んだ絵本には、

綺麗なお姫様と、素敵な王子様がつきものだった。

きっと誰もが夢に見ていた憧れの物語。

    
いつか王子様が迎えに来てくれる


今はもうそんなことを夢見ることはなくなったけれど、それでも思う。


いつか、この辛い現実から、誰かが助けに来てくれるんじゃないかって。






 
 
 

・・・・・・叶わない願いを、どこかで信じていた。