最初こそ、恐ろしいものでも見るかのような目で見てきた宮原くんだけど、 今は少し柔らかい表情で私をみてる。 シラコを、大切そうに撫でながら。 柔らかくて、温かい声で私と話をしている。 「だって、楽しいんだもん!あははっ」 そんな宮原くんを見てると、なんだかすごく心が弾む。 なんでだろうね。