でも、教える程、そういうの上手くないしなー。


私は机の上に座って、黙って誰かが誰かに教えているのを見てた。




そんなときだった。




「 亜希っ!終わったか? 」



現れたのは、柴倉先生。

今回も素敵な笑顔ですな。

「 うん 」

私はプリントを見せた。



「お!終わってんじゃーん 」


その笑顔にドキドキ…


心臓のバクバクの音が止まんない




ダメっ!


心臓の音が…先生に聞こえちゃう。




「 教えに行けば? 」




何か喋ってしまえば、それと一緒に心臓までプリンって感じででてきそうで…

↑ごめんなさい。例え最悪です。



私は一生懸命に首を横に振った。