お父さんとお母さんは茉莉ちゃんがいないぶん、わたしにたくさんかまってくれた

そのうちわたしは年を取り、だんだんと体が動かなくなっていった

「みや、今日もごはんたべないのか....」

「みやももう12さいだもの」

気がつけばわたしはあの頃の茉莉ちゃんよりも大きくなっていた