「あっそう可愛げねぇなぁ

 俺召使いにする奴やっぱ間違ったわ
 

 もっと可愛い奴にすれば良かった」


 ───チクッ

 
 …ん?何これ

 うちは何かよくわからない痛みに
 戸惑っていた

 

「…早く行くよ」


 痛みを振り切ってそそくさと歩く


「ハイハイ」 

 優志はムッとしながら返事をして
 先に行く
 
 
 うちにはモヤモヤしたものが残り


 そして
 
 また沈黙が教室に着くまで続いてしまった