「じゃあ佳苗!俺と手繋いでたら溺れる事もないだろぅ!?」

竜二が叫んだ。ようは、竜二と手を繋いで海で遊ぶ。とそういう事だ。

私は少し考えたが、それなら大丈夫かな、と思い
「分かったー。すぐ行くぅ!!」
と返事をした


私は走って竜二や友達が居る方に走っていった。

そして手を繋ぎ遊んでいた。

ー………しばらく経つと、若い男の人が

「皆さん!一度海をあがって下さい!
高波がたっています!危険なので陸にあがって下さい!」

というので、

「じゃあ上がろうか。」

一人の友人が口を開き「そうだね」とそれぞれ返して陸に向かった。
大分深くまで来ていたので気をつけて歩いた。

「!!高波だ危ない皆手を繋げ‼」

竜二がそう言った。


…が、高波が襲ってきたせいで竜二が手を離してしまった。