次に浮かぶのは小さな自分をいつも受け止めてくれた大きな笑顔。 目を閉じればエプロン姿に優しい香りさえ思い出し、どちらも切り離すことは出来ないもので。 言い切って顔を上げれば、四人は静かに優希を見つめていた。 「オレ達側の意見で安心したよ。ここからが本題だ。オレ達が所属、活動するMemories Defense Force(メモリーズ ディフェンス フォース)について話すから聞いてほしい――」