学校に着くと、
クラスが貼りだされてた。

うわー、ドラマで見てたのと同じだー
ボードにズラーッと名前とクラスが
書いてある

1年A組っと

出席番号順で、

席は廊下側の一番前の席だった。

う゛、一番前かー

「俺、一番前かよー、最悪じゃん」

あれ?私と同じこと思ってる人がいる
 
まぁ、誰だって一番前はやだよね、
うんうん

そう思って、声のする方を見ると

吉「ゆ、悠斗?!」

悠斗とは地球での私の幼なじみだ。

えーー?!

悠「へ、誰?」

あっやばい!

間違えた、こっちでははじめまして
なんだった

吉「えっと、その間違えました!
  幼なじみにそっくりで、、あはは、
  ご、ごめんなさい。」

大丈夫かな、、、

悠「あっ別にいいけど、」

「あはは、うけるー。
 名前かぶってるんだけど。」

そう言葉を遮って高笑いした。

留「あっ、私、明智 留美(あけち るみ)。
  よろしくねー!
  悠ちゃんとは同じ中学だったんだー
  まぁいわゆるちょっとした
  幼なじみ?」

悠「おい、そのアダ名やめろよなー」

留「えーいいじゃん、かわいくて。」

悠「別に可愛くなくていーの。」

そんな二人やりとりを見て笑ってしまった

吉「仲いいんだねー、
  もしかして付き合ってるのー?
  私、吉田 ももか!
  よろしくねー」

留「「付き合ってないし仲良くない」
悠             ねーよ」

吉「かぶってる!」

そう言って笑った。

本当に仲いいんだなぁ

初め、びっくりしたけど、仲良くなれそう

留「ほら、自己紹介しないの?」

悠「はいはい、
  俺、佐々木 悠斗(ささき ゆうと)。
よろしくー」

吉「よろしくね、佐々木くん。」

悠「別に君付けとかいーよ、
  変な感じするし、さっき悠斗って
  言ってたじゃん?悠斗でいいよ。」

吉「おっけー、ゆ、悠斗ね!
  なんか見かけによらず優しい…。」

悠「なんだよ、見かけによらずって」

吉「だって茶髪にピアスだし、
  ゆっるゆるだし?」

あっやばい。

見た目がおんなじだからつい向こうの悠斗

と同じ態度になっちゃった。

ちょっと調子乗りすぎた?

悠「このー、黙ってればいいすぎ
  じゃねー?」

なんてヘラヘラ笑って、
片手で両方のほっぺをブチューってした

※ほら、あのブラッ○ジャックの
 ○ノコがよくやるあっちょんぶりけー
 ってやつ。知らない人はごめんなさい。