休み時間になると私はまた本を読み始める。
これが私の至福の時間。
鞄から本を取り出し、読もうと思ったら誰かに本を奪われた。
「あ、返してっ」
顔をあげると、さっきのイケメンくんと、イケメンくんを推薦した人と、美人さんが私の前に立っていた。
な、何っ!?私がクラス委員になることに対しての文句を言いに来たの!?
「中沢さん、ヨロシクね~。俺、流川健太!!で、コイツが同じクラス委員の早川明斗!!」
推薦した人が、にっこにこして話かけてきた。隣にいる早川くんはすっごい嫌そうな顔…。明らかに『めんどくさい』の顔をしている。
「私、小野夏美!!なっちゃんって呼んでね!!」
ヨロシク、と言って手を差し出した。恐る恐る手を出して握手をした。
「今日のお昼、一緒に食べない?第1回クラス委員の2人を仲良くなる会で!!」
「は、第1回ってまだ続くのかよっ」
流川くんがノリノリに言ってきた。
それに突っ込む早川くん。
「い、いえ私は…」
「遠慮しなくていいのよ?私たち幼馴染みで毎日一緒にいるのよ。もー、飽きて飽きて…。中沢さん…、恋雪ちゃん、一緒に食べよ?」
「わ、私で良ければ…」
キラキラな夏美さんの笑顔を見ると断れません…。
この3人、幼馴染みだったんだ…。確かに3人でかたまって喋ってるのをよくみるなぁ…。あのなかに私が入ってもいいのか不安。
「じゃあ、お昼にね~」
チャイムが鳴り、自分の席に着きながら手を振る流川くん。ちょっと手を振り、本を鞄にしまった。
これが私の至福の時間。
鞄から本を取り出し、読もうと思ったら誰かに本を奪われた。
「あ、返してっ」
顔をあげると、さっきのイケメンくんと、イケメンくんを推薦した人と、美人さんが私の前に立っていた。
な、何っ!?私がクラス委員になることに対しての文句を言いに来たの!?
「中沢さん、ヨロシクね~。俺、流川健太!!で、コイツが同じクラス委員の早川明斗!!」
推薦した人が、にっこにこして話かけてきた。隣にいる早川くんはすっごい嫌そうな顔…。明らかに『めんどくさい』の顔をしている。
「私、小野夏美!!なっちゃんって呼んでね!!」
ヨロシク、と言って手を差し出した。恐る恐る手を出して握手をした。
「今日のお昼、一緒に食べない?第1回クラス委員の2人を仲良くなる会で!!」
「は、第1回ってまだ続くのかよっ」
流川くんがノリノリに言ってきた。
それに突っ込む早川くん。
「い、いえ私は…」
「遠慮しなくていいのよ?私たち幼馴染みで毎日一緒にいるのよ。もー、飽きて飽きて…。中沢さん…、恋雪ちゃん、一緒に食べよ?」
「わ、私で良ければ…」
キラキラな夏美さんの笑顔を見ると断れません…。
この3人、幼馴染みだったんだ…。確かに3人でかたまって喋ってるのをよくみるなぁ…。あのなかに私が入ってもいいのか不安。
「じゃあ、お昼にね~」
チャイムが鳴り、自分の席に着きながら手を振る流川くん。ちょっと手を振り、本を鞄にしまった。