「おーい!!君!!早く教室行かんかね。」

過去を思い出しているうちに入学式が終わっていた。

そして近くで先生が何かを言っているのが聞こえた。
「何とか言ったらどーだね。本当できが悪い…。」

その言葉に頭の中の何かが切れた。

「まぢうぜぇー。入学式そうそうケンカうってんのー？まぢ大人げないなぁ。まぁあんたは大人じゃないかぁ(笑)」

「ハハｯ!!まぢウケる!!早く消えろよ♪ガキ♪」
すると誰かが話に入ってきた――…由佳だ。

「なんだと!?まぁいい。お前らなんかに注意したところで何も変わらないのだから…―。」

「なんだぁ〜わかってんぢゃん♪そーいう奴が一番気にいられんだよ!!よかったな♪」

と先生をからかいつつ、私達はクラスの名簿を見た。
あたしは……どこだろ……―橋本千鶴―…
あった！
クラスは２ーＢだった。
だいたいわかっていたが、残念なこと由佳とはクラスがはなれてしまった