やぁ、あの…あッ、俺直輝。君は?

本当に話しかけた

少女は目をキツくして

どうかしましたか、上級貴族のお坊っちゃま?

と返事をした

直輝は苦笑いをしながら

いやぁ、やっぱりあんな広い部屋で1人って退屈だよね~笑

と言ってみた。
すると少女は直輝の事を押し倒した

ドンッと大きな音をたてた…

直輝は即座に周りを見渡した。
幸い部屋から出ようとしている者はいなくてほっとした

なにほっとしてんの?あんたまさかのM?マジキショいんだけど!離れてくんない?

直輝はもうどうだっていいよと思いながら一言…

俺、なにか悪い事いった?

少女は
何も知らないのね…この船も全て身分ごとに分かれていて、下級貴族は四人で一部屋よ…あなたの部屋の半分くらいのところにね
私は冷房も付いてない部屋が耐えきれなくてでてきたってわけ…
わかったでしょ?これがこの世の中

少女は悲しい笑みを見せて部屋に戻ろうとした。

直輝はとっさになら俺の部屋に来てよ
冷房もあるし、広いし、1人じゃ暇で…

少女はいいの?といった…

直輝は笑顔で
もちろん
と言って部屋へ招待した