「僕、学年でも三位になりたいんです」


「私は向日葵さんに少しでも近づきたくて」


「私といるとイジメられますよ」


「僕も亜弥も子供の頃から柔道も空手もやってます。それに自分で言うのもなんですが、僕は勉強だけじゃなくてスポーツもある程度はできます」


「あなたはできそうですけど、女の子の方はめっちゃ弱そうで泣きそうですけど」


「これ猫かぶりです」


「えへへ。本当は哲平よりも強いですよ。それと私は亜弥って呼んでね」


「俺は哲平で」