ガチャ。

「ごめんね!お待たせ」

玄関を開けてすぐに言うと純夏ちゃんは笑顔で迎えてくれた。

「大丈夫だよっ!おはよ!ひまわり」

「おはよう。純夏ちゃん」

「ひまわり!高校の制服めっちゃ似合ってるっ!可愛すぎ!」

純夏ちゃんは褒めてくれたけど…

「そんなことないよ…。着られてる感じがあってちょっと嫌だもん」

そう。鏡でみたとき、違和感しかなかった。

「そんなことないよ!似合ってる!」

笑顔で言ってくれる純夏ちゃん。

「ううん。純夏ちゃんの方がずっーと似合ってるよ?」

「そんなことないよっー!もー。ひまったら謙遜しちゃって可愛い♥︎」

そう言って頬をすりすりしてくる純夏ちゃん。